『老婆心アドバイス』とは…?いろんな『トラブル』に遭遇した私から一言言わせて頂きたい…、そんな御節介なコーナーです 
● 走行中に追いついてしまった場合、しばらく待ってもラインを譲ってもらえない場合は、ピットインを利用して譲ってくれなかった車両の少し前にコースインし直しましょう。無理して追い越すよりも安全ですよ。

● 走るのが楽しくて『スイッチが入ってしまう』のは分かりますが、長時間連続走行を続けますと車輌(特にエンジンとブレーキ)に大きな負担が掛かります。タイヤの発熱や空気圧の上昇でグリップ力が低下したり、集中力の低下によるオーバースピードやスピンなども起こり易くなりますので、こまめに休憩を取り、車両のチェックをしましょう。

● 全開走行後、すぐに車輌を停止させると、走行風による冷却が出来なくなり、エンジンやブレーキに負担が掛かります。コースが空いていれば1、2周クーリング走行をしましょう。クーリング走行中は他の走行車の邪魔にならない様に後方に注意し、追いつかれそうな場合は速やかにレコ-ドラインを譲って下さい。クーリング走行とはエンジン回転数とブレーキ使用を控えて適度なスピードで走る事です。走行風が必要ですので、コースの状況に応じて行ってください。

● 停止後はエンジンフードを開けて自然放熱とクーリングファンの風抜きを助けて下さい。ただしエンジンが回っている限り発熱し続けますので、適当な時期(例えば電動ファンが止まった時…)に止めましょう(地球環境の為にも!)
カム山や燃焼状態にとって、アイドリング時の負担は大きなものです…

● ピット内の水道を利用してタイヤを冷やす時は、なるべくブレーキディスクにかからないようにしましょう。走行後のブレ-キディスクは高温になっていますので材質(や形状)によっては 歪みや割れの可能性が有ります。同様にラジエターを冷やす場合は、タービンやエキマニに直接かからないように心がけましょう。

● Fタイヤのショルダーが減ってしまうのは有る程度は仕方の無い事ですが、内側の溝が殆んど残っている場合はタイヤが外側しか仕事をしていないと言う事です。キャンバー等のアライメントを専門家に相談、調整しましょう。タイヤの銘柄などの書いてある面が削れている場合はタイヤの空気圧が低かったり、舵角に頼りすぎたコーナーリングであったり、タイヤの許容範囲を越えた速度での走行だったり、いろいろな原因が考えられます。原因に合わせた対策をしましょう。

● 径の小さい(値段の安い)アルミのスペーサーを使用するのは 出来るだけ止めましょう。特に重量車、ハイパワー車は走行中にスペーサーが変形してホイールナットの緩みに繋がります。(実際にボルトが折れてホイールがはずれた車が多々有ります) 止むを得ず使用する場合は、定期的に確認してください。(閉め過ぎに御注意ください!)

● 社外アルミホイールを使用される場合は『ハブリング』の装着をオススメします。ハブボルト折れに対して効果が有る筈ですよ。最近は『ハブリング』機能(形状)付きスペーサーも出て来ておりますので、是非御検討ください。

● アルミ製の軽量ホイールナットは、過大な締め付けトルクで使用したり、何度も使用するとねじ山が削れて(痩せて)強度が落ちてしまいます。スペーサー使用時等、掛かりの浅い状態で使用すると更に負担が大きくなりますのでロングハブボルト等と共に、適正なトルクで使用しましょう。本来はレースなどの勝負時にワイヤリング(ワイヤーロック)して使うものですので再使用は出来るだけ避けましょう。また、通常のスチール製のホイールナットでも、締め付け過ぎはボルト折れに繋がりますので、緩んでいないかを確認する程度にしましょう。緩んでしまっては危険ですが、ピットイン毎の締め付けに因る締め込み過ぎにも注意しましょう。

● 4輪車専用ヘルメットは、フェイスマスクの使用を前提としております。安い物で構わないので、使用するとヘルメットの為にも良いですよ。

● 2輪車の転倒に怪我はつきものですが、少しでも怪我の無いように装備は慎重に選びましょう。頚椎や脊椎の保護の為にこぶのついた革ツナギ、脊椎パッド、指や足首の保護効果の高いレーシンググローブ&レーシングブーツ、鎖骨骨折予防にネックパッド、万が一に供えてヘルメットリムーバーエアバックジャケットの使用を強く推奨します。

● オープンカーに4点式以上のシートベルトを着けていただくのは乗員の安全を確保する為です。肩のなだらかな純正シート等に取り付けても効果は有りません。バケットシートなどのシートベルト位置を固定できるシートと併用しましょう。また、正しい角度でしっかりとボディ(又はロールバー)に取り付けて下さい。面圧を下げるために2インチ幅よりも3インチ幅を(少なくとも肩側だけでも)推奨します。万が一の時に脱出が容易なターンバックル式の5点式(6点式)がお勧めです。

● オートランド作手は比較的ブレーキの負担が少ないコースですが、重量車等ブレーキの負担が大きい車両は、フェードに注意して下さい。純正パッドや、パッドの厚みが少なくなるとフェードし易くなりますので、ミニサーキット対応のパッドに交換するか、出来るだけこまめにクールダウンや休憩を取ったりして下さい。フェードの兆候には、踏み応えの低下の他、停止中にブレーキパッドから煙が出たり、走行中でも特有の臭いに気付きますので、留意していて下さい。

●『オートランド作手』の走行規定には 『オープンカー』は『幌(又は脱着式ハードトップ)』+『純正装着のセーフティバー(又は後付けのファッションバー)』で走行可能と有りますが、多くのサーキットでは『ロールバー(ロールケージ)』の装着が義務付けられております。大きなサーキットに於いては「Aピラー方向へのバーが必要」な場合も有りますので、新規に購入される際には他のサーキットの規定も考慮の上でご検討下さい。

最後まで読んで戴き、ありがとうございます m(_"_)m 今後ともオートランド作手で、安全に走行をお楽しみ下さい。
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